異国情緒は最高のスパイス 〜シドニーのグルメ①〜
グルメ、とはいえコレが本場のオーストラリア料理!っていう感じではなく
シドニーで食べたものについてつらつら書いていくだけなのでご容赦ください(笑)
ただ、そこそこ安くて美味しかったものばかりなので、今後の参考までに。
1. ランプステーキ(@Albion Place Hotelのパブ)
これで15ドルだったと思います。やはりオーストラリアといえば牛肉、ステーキ!でも高いところは、、と思っていたので安いところが見つかって良かった。Town Hall駅から歩いてすぐのところです(この辺はいろんなお店がある)。ちなみに同行した友人はビールにも感動していました(Great Northern Brewingだったかな、飲みやすい)
2. ナシゴレン(@Circular Quay)
物価の高いサーキュラーキーでリーズナブルな夕食を食べようと歩き回った結果見つけたマレーシア料理店。これは12ドルちょいだった。駅からすぐのビル(ジェラート屋が入っている)の3階です。このビルには他にも様々なレストラン、フードコートがありました!
↑そのビル一階のイタリアンで注文したチャイ
3. 火鍋(@重慶劉一手火鍋)
中華街の一角にある本場中国の火鍋屋。シドニーには中国人が多いので中華街も結構本格的で、ここの店ではほぼ英語が聞こえなかった(笑)
調味料は自分でセレクト。この種類もかなり多くて、適宜ブレンドして自分だけの味を作ります。おすすめとして、僕はゴマだれベースで辛いものとかパクチーとか色々入れるのが好きです。。
赤い方のスープは見るからに辛い。食べてみても本当に辛い。
でも美味しい!!!
今まで食べた中でここの火鍋が最高でした。値段は33ドルで具材は食べ放題。肉も魚も野菜も、種類が多い!
ということで限界まで食べます!
(火鍋は油が多いので食後キツい人もいるかも、ちなみに唐辛子の被害を受けるのは翌日以降…)
4. Chicken Peppercorn Pasta(@ Italian Bowl, Newtown店)
シドニー到着日の夕食。スパイスも効いててかなり美味しい。デフォルト18ドル、大盛りでプラス8ドル(ちょっと高いが、25ドル以上じゃないとカード不可と言われたため)。人気店らしく、すごく並んでいた。厨房がガラス張りで見えるので、なかなか楽しい。
5. 辣子鸡(@Central Station付近の中華)
一緒に行動したのが中国の学生なので、中華にはよく行きました。12ドル。この何も気にしない感じの盛り付け、これがいい(笑)
かなり辛い、けど味は◎。ご飯のお代わりは1ドルだったかな?メニューは結構色々あって、別の日には蒙古牛(牛肉の味噌炒め的な)を食べました。
店名は失念、でも駅出てすぐの大通りのマックとかcocoとかある区画にあります。ちなみに店内は中国語(多分英語もOKだけど、東洋人顔なので中国語で話してくる)。
そう言えば、オーストラリアにはベジタリアンが多いのか、レストランにはベジタリアン用のメニューがあることが多かったです!
続きはこちら。
北京〜羽田(エアチャイナ CA183便搭乗記)
メルボルンからの乗り継ぎ時間が半日あったので北京観光をささっと済ませて(近日中に書きます)、ようやく日本に帰ります。一ヶ月弱ぶりの東京!
帰りはありがたいことに羽田着。今回の留学で4回目、通算7回目となる中国国際航空のフライト。次に乗るのは夏になるでしょうか。
軽くまとめておくと、以前の搭乗記でも書きましたが、普通に平均以上のクオリティだと思います。アルコールも飲めるし食事もそこそこだし、サービスも過剰ではなく必要十分な程度。エコノミーの話です。
北京首都空港は広いので、ターミナル間は専用の電車が走っています。行き先によって降り場が違うので注意が必要です。
搭乗時間が少し遅れました。というのも車輪が故障?したようで修理をしていました…
機内はモニターなし。小さめのやつ(A321)です。まあ短距離だし疲れた状態でのフライトなので問題なし。そして今回はなんと日本人CAさんが乗っていました!機内の放送が3ヶ国語に。これは初めての経験。
離陸してまもなく日が暮れました。窓から下を見ると、中国の街並みが。都市部は本当に明るいですね。昔を知っているわけではないのですが、最近の開発は目覚ましいのでしょう。碁盤の目のようになっていたり中国風の城のようなものがあったりして面白かったです。
と、都市部から離れたところでピカピカ光るものが。あちこちで光っています。ひょっとして、と思い後で中国の友人に聞いたところ当たっていました。爆竹です。この日は春節の二日前。都市部では最近は安全面、環境面から禁止されているらしいですが、地方では鳴らしているんですね。
機内食は魚を選択。見た目から想像できる味ではあったものの(笑)温かいし美味しい。ビールに合う味。
食後は中国茶で一息。
北京と東京は結構すぐです。特に帰りは偏西風の力も受けて、何事もなく羽田に到着。夜の9時半くらいに着きました。成田だと入国して荷物受け取ってから家まで帰れるか瀬戸際の時間ですが、羽田なので安心。でも唯一の問題は(特に品川から)JRが混んでいること。大荷物を抱えた人は肩身が狭いです。でも帰ってきた安心感はあります。無事到着。これにて今回の1ヶ月弱の留学は終了。オーストラリアは自分の全く知らない世界でゆったりしている感じが本当に良かった。また機会を見つけて行きたいです。
メルボルン〜北京(エアチャイナ CA166便搭乗記)
いよいよ日本へ戻ります。旅程としてはメルボルン→北京(乗り継ぎ&観光)→羽田。普通よりは長い道のりですが、メリットは安さと北京観光。
まずはメルボルン空港に向かいます。重い荷物を持ってSouthern Cross駅へ。空港には電車が通っていない(!)のでバスに乗るのですが、事前にチケットは買っておきましょう。ネットで買うと2ドル割引がありました。それで17ドル。バスは結構な頻度(15分に1本以上)で来るのですが、1時間に1本ほどは一部の国内線用であるAvalon空港行きのバスがあるのでご用心。アバロンはかなり郊外なので間違うと詰みます、、
バスに乗ったらスーツケースを置いてから席探し。イギリスもそうだけど、二階建てバスは疲れてる人とかお年寄りには優しくないなぁとか感じました(階段が急)。相変わらずWifiは接続できず…あと、進行方向逆向きの座席は電車ならいいけど、加速度の大きいバスだと少し違和感?
そして最大の恐怖は渋滞です。高速がかなり混んでて、時間に余裕こそあったものの少し不安になりました。急いでる人にはストレスでしょう。
こう書くといいところがないような気がしますが、、最大のメリットは座ってしまえば楽に移動できること。出発ターミナルまで乗り換えも徒歩移動もなく着くので少し眠れました。ただやっぱり空港アクセスが道路しかないと(時間的に)少し不便ですね。
さて、まずは荷物を預けます。エアチャイナ 、エコノミーでも23kgを2個まで預けられるのはすごく良い。しかもなんと今回は羽田まで直接届けてくれる(北京でピックアップの必要なし)!重いので助かりました…Fragileですよ〜って伝えたらタグ付けてくれたし。まあビンを7本とかスーツケースに入れてる私は普通じゃないですが(笑)
空港のチェックインカウンター。手際も愛想も良かった手前のおじさん。
免税店。喉から手が出るほど欲しかった(笑)けれどこれを手持ちにすると北京観光後に空港で没収されることに気付き我慢…
免税店はやはり高級感があります。常々思う疑問なのですが、どのくらい買う人がいるのでしょう、儲かっているのでしょうか?
いよいよ搭乗。搭乗口には長蛇の列ができていました。オーストラリアともしばしの別れ。次はパースとかブリズベンとか行きたい。あとエアーズロックも。
座席はモニター付き。結構お客さんが多かったです。中学生くらいの子に席を代わってくれないかと言われた(友達と離れ離れの席になったらしい)ので前の方に移動。窓側じゃなくなったので外は見られませんが、夜のフライトなので大した問題ではないです。
行きよりもテーブルとかモニターは使いやすかった気がします。でもリモコンは手元にしかなかった。僕にはボーイングとエアバスとか違いはわかりません、わかるのはただ大中小だけ(笑)
エアチャイナ と言えば燕京啤酒ですね、飲みやすい。
機内食、一回目はチョイスがbeef with riceかchicken with potato(!)と言っていたので好奇心でポテトにしてみました。まあヘルシーで選択肢としてはアリ。
食後にはホットドリンクが来るので中国茶を。これも美味しい。
映画を観ようということで、Three Billboardを。コメディって書いてあったけどまあ暗い、、、評判はそこそこ良いらしいけどスカッとする感じではなかったのでうーん…でも何だかんだ最後まで観ちゃったし展開はそこそこ面白かった。もう一つ観ようかとも思ったけど声もあまり聞こえないし、リスニングし続ける気力もあんまりなかったので寝ることに。
起きてふと地図を見るとなんと!九州を経由している!今まで何気なく空を見たときに飛んでいた飛行機には国際線のもあったんだろうなぁと今更ながら。
どうやら普段より遠回りしているようです(実際、北京には遅れて到着)
2回目の機内食は朝食。洋風or中国式で行きは洋風(オムレツ)だったので帰りは中国式お粥。個人的にはこちらの方が好み。
今はもう忘れたのですが、上の写真の右上に入っている飲み物はまさか白ワインじゃないよね(笑)朝4時とかだし多分りんごジュースでしょうね、、
少々遅れて北京に到着。とは言え午前5時半くらい。十分早いです。
北京での半日旅行についてはまた次回。
オーストラリア国内線(QF439)シドニーからメルボルンへ
往路は成田→上海→メルボルン→シドニー。帰りはシドニー→メルボルン→北京→羽田です。途中メルボルンに3泊、北京では半日観光しようと決めてフライトを選択したので楽しみです。まずはメルボルンへ向かうということで、国内線ターミナルに行かなければいけません。しかし今回は大学から国際線ターミナルまでの送迎があったのでまずは国際線へ。名残を惜しみつつみんなに別れを告げて・・・
シドニー空港でターミナル間の移動を行う際にバスと電車があるという話を聞いていました。でも十分時間があるので歩けるのでは?と思ってインフォメーションデスクで聞いてみる。すると「無理だ」とのこと。どういうことかというと、、
ターミナル間に滑走路があり、それをくぐる道路は自動車専用なんだそう。実際に少し歩いてみると途中で歩道がなくなることが発覚。これは無理そう。
というわけで残る選択肢は電車かバス。シドニー到着時には電車を使ったのですが、6ドルかかったことを思い出し、安く行けないか考えました。
そこで思いついたのが「国内線に乗るなら乗り継ぎの人用のバスに乗れないか」ということ。そこでカンタス乗り継ぎ専用窓口でチケットを見せると、何も言われなかったので無事通過!規則上セーフだったのかはわかりません(笑)とりあえず荷物も預け、スムーズに移動できました。
バスで大体10分程度だったと思うのですが、車窓から珍しいものが見えました。
真っ白な飛行機!塗装前なのか何なのか…
ジャンボジェットは近くで見るとやはり大きい…!
そうこうしているうちに到着。そしてまた暇な時間…行きと同じです。売店は高めなので何も買わず、待つこと数時間…やっと搭乗口に人が集まってきました。
さて、実は少々楽しみにしていたこのフライト。というのは、この便は今日のこの時間だけB747、ジャンボジェットだったんですね。日系にはもうない。昔国内線で乗った記憶はない(まだ小さかった)。でも一番飛行機らしいというか、なんかロマンがある。ということで多少の期待を込めて搭乗。すると少し驚き。国際線用の飛行機なのでしょうか。枕がエコノミー各席に準備されていて、エンタメも長い映画とかが入っていました(行きの便は短距離用のプログラムしかなかった)。
結構お客さんも多いなぁとか考えながら出発を待つ。
ん?定刻を過ぎても一向に動く気配がない…どうやらなかなか許可が出ないよう。しばらく待ってようやく出発です。
窓の外はすごく綺麗!自然が綺麗なのはオーストラリアの良いところ。
しばらくすると雲が出てきました…!
思うのは、海外のキャリアだと男性のCAが多いですね。この便には結構年配の男性CAがいらっしゃいましたが、ベテラン感というか、味が出ていて良かったです(笑)
機内食はクッキー&クラッカー。謎のディップソースが(チャツネ?)酸っぱいような甘いような…
シドニーメルボルン間は東京広島くらい。結果的に数十分遅れて到着。
と、ここでも問題が。降りて預け入れ荷物回収に向かうも全然出てこない…もう出てるのでは?とうろうろするも見当たらない。焦りがつのる、、、
でも何かがおかしい、というのも、荷物を待っている人が多すぎる。まだ出てきてないのか?と思うと、何やら職員が言っている。どうやらまだ着いていないコンテナがあるらしい…しばらく待つと出てきました。結果的にかなり時間がかかったフライトでした。でもまあいい写真が撮れたので良しとしましょう。
(メルボルン滞在中のことは後日)
渡航記4 メルボルン〜シドニー(カンタス航空QF440便)
<前回までの流れ>
成田→上海→メルボルンと、まる1日かけての移動&観光。最終目的地のシドニーまで、残るフライトはあと1つ!
メルボルン空港をウロウロすること3時間、ようやく搭乗時刻が近づいてきました。今回利用するのはカンタス航空。国内線はオーストラリアのサイト
(Flights | Qantas AU)から予約する必要があるので注意です。JetstarとかVirginAustraliaとかのLCCもあったのですが、預け入れ荷物の料金を足すとQantasとあまり差がなかったです。
ついに搭乗!結構お客さんも多かったです。乗ってまず思ったのが、座席の高級感。なんかいい感じ。しかも幅も少し広く感じました。少なくとも日本の国内線より余裕を感じました(まあ日本でも窮屈ということはないのですが)。座り心地もよかったです!しかもタブレットが各席に備え付けられており、映画などのコンテンツが楽しめるという充実ぶり。国内線なのに立派です。座席ポケットをみるとA330と書いてありました。小型機はあまり好きでないので、大きい機体でよかった。
機内食は(昼食が質素だったので)期待していたのですが、時間帯的に軽食とのことでディップとソフトドリンクのみのサービスでした。ビールは6ドルと言われたので断念。せっかくなら2時間くらい早めればよかった。路線と時間帯によってはアルコールも無料で出るようで(シドニーメルボルン間は夜)事前調査不足でした、、でもセロリが意外と美味しかった(笑)
(写真下手ですね笑、ナプキンの方向も逆??)
ふと下を見ると海岸線が見えて、やっとシドニーに着いたのだなあと実感。
着陸して荷物を受け取り、プログラムの集合場所に向かいます。
これでとりあえず、長い道のりを経てシドニーに到着。オススメはしませんが、辛さは感じず楽しかったですよ!!
次からはシドニー市内のこととか、国際交流系の話になります。
ちなみに復路(シドニーからメルボルンへ)は以下をご覧ください。
渡航記3 上海~メルボルン(中国国際航空_CA177便) オーストラリアのクレカ事情に戸惑う の巻
前回の続きです。5時間で上海(の一部)を弾丸観光して空港に到着、気持ちはとても焦っていました。なにせ搭乗まで2時間を切っており、チェックインもまだ。国際線の締め切り時間とか、特に初めての空港(しかも海外)だとわからないもので、急ぎ足で出発受付へ。すると自分が最後尾、自分の後には誰も来ない。
メルボルン行きの人は全員手続きを済ませていて間に合わなかったら、、とかいう悪い想像をしながら列の最後尾で一人焦る。でも普通に大丈夫でした。出国もスムーズで、無事出発口に到着。飛行機まではバス移動で、無事搭乗。座席モニター付きの機体で、11時間のフライトも安心。ところがタッチパネルの反応が悪く、手元のボタンで操作していたのでなかなか面倒でした。
機内食は夜と朝の2回。夜は鶏と魚(ともに米)のチョイスだったはずで、鶏肉を選択しました。パンはバスケットからよそってくれたし、なかなか美味しかったです。
朝は中国式のお粥と洋風(スクランブルエッグ)の二種類あり、今回は洋風にしました。少々塩辛い感じはありましたがまあ許容範囲。
余談ですが、飛行機の中で映画を観るときは言語選択でいつも迷います。日頃は吹き替えがあまり好きではないのですが、機内はうるさいので日本語でないとなかなか聞こえづらい。聞き取ることに神経を使って内容を十分楽しめないので長距離フライトでも基本的には1,2本しか観ないです。自分でヘッドホンでも買えばいいのでしょうけど、、
断続的に寝たり起きたりして、結構飽きてきた頃にメルボルンが近づいてきました。やはり結構な距離ですね。オーストラリアに入ってからが結構長かったので、大陸なんだなぁと実感。
メルボルンでは別々に購入した乗り継ぎをするため5時間程度余裕を持たせていました。しかし実際は時間通りに到着し、空港の外に出るわけにはいかない(市内までは片道15ドル以上かかる)ので、完全に暇を持て余していました。変更可能なチケットであれば良いのですが、格安のだとそうはいきません。国内線ターミナル内をひたすらウロウロしていましたが、それなりに店は面白かったです。ただ、特に飲食物が高いことに驚きました。事前に聞いてはいたもののジュース500mlが4ドルとかサンドイッチが7ドルとか見ると買う気が失せますね、、結局フルーツヨーグルト(5ドル)とミックスナッツ(3ドル)を昼食にしました。
と、ここでハプニングが。カードで払うときに何か聞き慣れないことを言われたんですね。SavingとかCreditとか言っており、何かを選べと言っている。一括払いのことか?とか何をSaveするんだとか思って聞き返すも意味がわからない。挙げ句の果てには「君の後ろに列ができてるから早く払って欲しい、feeは無料にするからとりあえずカードを入れて」
??
最初からそうしていれば良いのでは?後ろに人がいなければ追加料金を取られてたのか?と疑問。しかもレシートにはEFTPOSとかいう謎の単語。本当に支払えたのか?と疑問ばかり残るので検索すると、オーストラリアのクレカにはデビット機能をつけられるんですね。で、タッチするだけで支払い完了するような機能があるようです。もはやクレカ機能がいらない気もするけど、便利なのかなぁ…
今思えば日本に来た外国人が「カード払い」と言ったときに「SUICAですか?WAONですか?」と聞かれるようなものか(ちょっと違う)。要は現地ルールを知っとかないとわけわからんってことです。。
ちなみに、店員さんに後で確認すると、「エラーが出なかったから大丈夫。何かあっても店が困るだけで僕らは気にしなくていい(笑)」という、何とも言えない返事でした、、でも日本との違いが初日に分かったのは良かったです。
オーストラリア国内線搭乗以降は次(長い一日です)。
雑談は最も簡単な文化交流である
一日かけてようやくシドニーに到着。そもそも目的はシドニー大学で行われるプログラムで、空港から大学までは送迎してくれます。しかしピックアップまでは結構時間があり、指定の待合スペースですぐヒマになる。と、同じくヒマそうにしている若者を発見。ひょっとして彼も参加者なのでは…?尋ねてみると、大当たり(^ ^)。しばらくすると別の学生も2人やってきました。どうやら彼ら3人は同じ大学、学年のようで。
そのうちの一人と即意気投合して、話に花を咲かせてました。基本的には英語、たまに中国語(僕は拙いので…)で会話していたのですが、日本について色々聞かれました。この内容にびっくり。
例えば、、(以下、質問と僕の考えを大まかに)
・日本の大学ランキングについて。早慶はどこに入るのか。
→旧帝大と有名私立、学部にもよるけどどうなんだろう
・日本のトップは東大と聞くが、京大の学生は2位であるという意識を持っているのか、それとも京大ならではの強みがあるのか。
→一般的に「東大は秀才、京大は奇才」(あくまでイメージです)という言い方することもあるけど、住んでる地域によるところが多そう(実家から通えるとか)
・どのくらいの倍率で、受験者は何人くらいなのか。
→これはうまく答えられなかった…けど、中国の競争率を聞いてびっくりした。
どうも彼は日本文学にも明るいようで。
(僕も『あさきゆめみし』流し読み程度の知識だし、日本人は誰でも源氏を知ってるんやろ?と言われたときにYesと言えなかったのは恥ずかしかった、、、)
とだいたいこんな感じ。
まず驚いたのが、中国の大学入試の倍率。やっぱり人口が多いのはダテじゃなくて、競争率も日本より激しそう。でも地域枠とかあるそうで、入りやすさは場所による差もあるそうです。世界の大学ランキングって謎だよね〜的な話もしました(現場の学生目線だと、あのランキングは本当によくわからない)
あとは、教養の広さに驚きました。彼の専門は統計学で、別に文学部でも教育学部でもないのに文学とかにも詳しい。話しているうちに心の中で「俺ももっと幅広く網羅しないといかんなぁ」と強く感じました…
まあ助かったのは僕にもある程度の知識が入っていたこと。川端作品とか、中身はほぼ知らないので褒められたものではないのですが、少なくとも題名をいくつか知ってれば話は続く。有名な漢詩や詩人について話すとこちらからも話題を提供できる。教養って大事だなとつくづく思いました。何かを知ってれば、どこかで役に立つ。こういう時こそ実感します。
ただし、有名な作品くらいは読んどかないといけませんね。。特に中国文学とか名前しか知らないものが多いのでかじってみようと決心。
もちろん彼も根っからの文学少年!!っていうわけじゃなくて、ナルトが好き(うずまきナルトとか春野サクラとかカカシとか日本語で言ってきたので面白かった)だったりワンピースとかの話で盛り上がったりしたので、まあそこは同世代ならではの楽しみですね。
そうこうしているうちに時間が経ち、そろそろピックアップの時間です。