成田〜上海(ANA NH919便搭乗記) 日系国際線初フライト!

 今年の3月に杭州に行くことになった時の話。上海からバスで行くということで、私は浦東までのフライトを探していました。ANAカード持ちなので選択肢は中国国際航空ANA。お財布に優しいことが嬉しい学生なのでエアチャイナかなぁとか思いつつANAのサイトを見てみるとなんと!エアチャイナより安い価格で販売されている!!往復33,000円くらいでした。この前上海に行った時にはCAだったので今回は全日空で行こう!と思って即購入。日系フライトで国際線は初めて。なんか少しリッチな気分(笑)もちろん時期によってはエアチャイナの方が安いですが。

ちなみにエアチャイナで上海に行った時のことは別に書いています。今回は比較の意味でANAがどうだったかという話をしています。

primaspa.hatenablog.com

 

今回の往復の便はこちら。

往路;NH919(成田9:40発〜浦東12:10着)

復路;NH968(浦東1:55発〜羽田5:30着)

復路は深夜便です。だから安いのでしょうか。まあ前日夜まで滞在できるので便利ですね。

 

 さて。当日は朝成田に向かいます。京成の株主優待を買って正規より安く移動。高砂で乗り換えたのですが、朝はかなり混んでいます。

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 スーツケースを預けたら出国します。出発ゲートに向かうともう結構人が並んでいましたが、ビジネスマンが多いように感じました。これは搭乗の時もそうで、ビジネスクラスに乗る人がかなり多い。そういう路線なのでしょう。きっちりした服装の人が多い。日本人:中国人:その他=5:4:1くらいでしょうか。休日だったこともあって家族連れもそこそこ。

 

 さすがANA、機内は綺麗です(機材が新しいのもある)。座席は国内線と少し色合いが違う気がします(国内線ほど青くない)。モニターも各席についています。

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時間通りに出発。安定飛行に入ると食事、飲み物のサーブが始まります。ここはエアチャイナと違いを感じたところなんですが、成田〜上海で比較すると

 

エアチャイナ;飲み物(ノンアルのみ?)→食事+飲み物(アルコールも)→飲み物(ホットなお茶とか)

ANA;食事+飲み物(アルコールも)→飲み物(ホットなお茶とか)

 

だったような気がします(おそらく)。エアチャイナの方が飲み物が一回多かったですね、もちろんCAさんに頼めばいつでも持ってきてもらえますが。個人的にこのサービスはエアチャイナの方が嬉しいです。ただし飲み物のレパートリーはANAの方が多かったです。メニューもある。

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食事もANAに軍配でした。エアチャイナも普通に美味しかったですがANAの方が凝っている感じはします。

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モニターも綺麗ですね。当たり前のように良いクオリティを見せてくるANA

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映画の長編を観るには時間が短いけれど、音楽とか色々普通に楽しめます。J-popの卒業ソング特集とか中島みゆき特集とかがあったので大満足(笑)

 

 そうこうしているうちに上海に到着です。東京上海は結構あっという間ですね。機内も静かだったし、さすがの安定感だなぁという感想です!

 成田〜上海のフライトをスタアラ2社で比較してみても、短距離なのでそんなに大きな差があるわけではないと思いますが、中国感を味わいたいなら中国国際航空、日本を感じていたいならANAという感じでしょうか。あとはシーズンと値段との相談ですね。

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日本アルプス。晴れていてすごく綺麗。

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上海。日本と比べると空気は淀んでいますが、気になるほどではありませんでした。

大満足のフライトで中国滞在は好調な滑り出し。

 

復路についてはまた後日。

kangaeru-chimpanzee.hatenablog.com

↑ちなみに、中国国内の移動手段(フライト、鉄道)については、リンク先のブログ(友人と共同で更新中)に書いています。こちらもぜひご一読ください!!

 

建国記念日という名の非日常〜Australia Day

 オーストラリアでは1月26日はAustralia Dayと呼ばれ、祝日です。日本とは違い、国内各都市で盛大に祝われるという話を聞いていたので楽しみにしていました。こんなタイミングで滞在できてよかった!

 

 そもそもAustralia Dayとは何かという話ですが、

1788年1月26日にイギリス艦隊がニューサウスウェールズに上陸し、流刑植民地として移民が始まったのを記念した日

なんですね。「現在のオーストラリア」が作られ始めた日ではあるけれど、裏を返せば「以前のオーストラリア」(アボリジニが紡いできたオーストラリア)にとっては終わりの始まりということ。これを「祝う」となると少々複雑な問題が出てきます。この日に懐疑的な人も一定数いるようで、個人的にも、歴史について話を聞く限りではもう少し別の日の方が丸く収まるように感じたのですが…

 日本では建国記念日を祝うことはポピュラーではない気がしますが、愛国とかいう概念は抜きにしても、国全体で盛り上がれる「ハレ」の日があるのは経済的に効果があると思います。

 

 それはともかく、私たちは朝から祭を堪能します。まずは一番有名で盛り上がる地区、Circular Quayに向かうことに。電車を降りてまず見えたのがオペラハウス!やっぱり本物は貫禄がある。それからオペラハウスとは逆側に歩くと、路上でマーケットが開かれていました。やはりお祭りですね。中には服やジェラートを売っていたり、たこ焼き的なものを焼いている店があったり、、

 海岸の方に行こうということになり少し歩くと、海が見えてきました!曇りなのでそこまで綺麗ではないですが、坂道から開けた景色(海、そしてその先にビル群)が見えます。そこにあったカフェに入りました。海が見えるカフェ、というと映画の1シーンのようで響きが良いですが、ここでさらに信じられないことが!

なんと馬に乗ってカウボーイが登場!!

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記念日だから馬に乗ってたのか、これが平常通りなのかは聞けませんでしたが、馬に触らせてもらいました(友人は乗せてもらってました)!

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 それからまたしばらく歩くと、何やら歌声が聞こえてきました。行ってみると小高い丘のようなところがあって人がたくさん集まっています。「今日はAustralia Day, 盛り上がっていこう!!」的な(開会式のような)ことが行われていて、テレビクルーも来ています。アボリジニ伝統芸能を披露する姿も。

 

 ここで妹を連れた少年から話しかけられました。

少年「どこから来たの?旅行?」

僕「日本、留学みたいな感じ」

少年「俺Tokyo知ってるよ、お母さんが横浜に昔住んでた」

僕「すごい!僕は東京から来たよ〜」

少年「Cool! Have a nice stay!」

普段観光してて話すことがないような人と気軽に喋れる場を作るのは、祭りの空気、雰囲気。すごく良い。

 

 何やら音楽が聞こえ始めました。人々の歓声も。地元の人曰くこの女性歌手、どうやら結構な有名人のようです。後で検索したところ、Casey Donovanという方らしく、Wikiにも載っていました!(一緒に写真も撮ってもらった!!)

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 Australia Dayの朝を満喫した我々は、しばしフラッと散歩してCircular Quayに戻って来ました。どうやらこれから航空ショーとかがある様子。

海軍の軍艦も見えました。かなり大きくて壮観でした。

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海軍従事者とその家族が船上でパーティをしているそうです。

 

 航空ショーを見たい人はとても多く、港の展望台が人で溢れかえっていました。対岸のオペラハウス側にもたくさんの人が。テレビのライブ中継もあっており、やっぱり今日は祭なんですね。

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写真だと小さいですが、オペラハウスの右に見える小さな鳥のようなもの、これが飛行機です。どうやら軍艦から飛び立ったようで、結構すごい音がしていました。6機くらい?隊列飛行をしていて短時間ですが見応えがありました。1時間くらい人混みで待った甲斐があった(?)

その後はヨットショーがあったりエンタメショー的なものが行われていたり。盛り上がっています。

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夜に花火があるということで、それまでは魚市場を見に行ったり、Town Hallあたりのデパートに入ったり。街並みは綺麗で、そんなに暑くもなかったため散策するにはちょうど良い日でした。

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デパート。おしゃれな店が並んでいていかにも西洋風。

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魚市場。レストランも併設されていて海鮮尽くしの食事ができるがお値段はちょっと高め?料理のレパートリーはバーベキュー串とかグラタンとか、これまた西洋風。

 

いい加減歩き疲れましたがようやく夕方になりました。ということで再びCircular Quayに戻ります。今日は港で花火が見られます!さすがお祭り。

オペラハウス前の広場では荷物チェックが行われており、夕暮れ前からかなりの人。場所取りをしている人も多いです。まだかなり時間があったので一旦夕食をとってから戻ってくることに。夕食はナシゴレン。場所の割にリーズナブルで美味しかったです。

 

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 さて食べ終わると花火が始まっている様子!急いで移動です。日本の花火大会ほどは混まないので席を取らなくても結構近くから見られました!!

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思っていたよりもずっと綺麗で見応えがありました。

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と、ここで考えた。「打ち上げ花火、下からみるか(以下略)」じゃないけど、ハーバーブリッジ側から見てみたい!と。てなわけで電車に乗って橋を渡ります!すると車窓から花火が見えました!まさに横から(笑)

 橋を渡った先の駅に着くと花火は終了したようで帰る人の波。僕らはこの波に逆らって橋の下の広場へ。警備の人が「もう終わったから帰って!」と言っていたけど「忘れ物!」という口実で中へ。お目当ては夜景の写真。

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ここに来ることができて良かった。長い一日でしたがAustralia Day, 建国記念日はお祭りでした。

 

中国の鉄道移動大全2〜車内編〜

 前回は中国での鉄道移動の時にチケットをどう買うか、とか駅でどうすればいいかの話。今回は実際に乗った時のお話。

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①高铁

 電車に乗ったら自分の席まで移動します。高鉄(高速鉄道)にはビジネスクラス、一等、二等と席があります。僕は二等にしか座っていませんが、普通に綺麗な席です。日本の新幹線のような感じ(席はやや硬め?)。

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 杭州から紹興までの一駅で約20分の利用だったのであんまり体験したとは言えません。ただ思ったのは、走行時は静かです。乗り心地に関しては新幹線とも遜色ないくらい。座席も事前に決めているので問題ありませんでした!ただ、、

 紹興からの復路に乗った電車では、僕の席に別の人が座っていました…チケットを見せて伝えると、一応謝ってくれましたがあんまり移動したくなさそうだったので(笑)僕が別の空いてる席に移動することに。まあ一駅で降りるので空いてる席に座っていても問題ありません、、ちなみに乗務員が検札に来ましたが、特にお咎めもなし。

 

高速鉄道はこの通り、新幹線とあまり変わりません。車内販売などもあるそうですが、今回はわかりませんでした。ちなみにビジネスクラスでは食事付きなんだとか。

 

②快速

 杭州東から上海南に移動した時は少し大変でした。これは高速鉄道ではないわけなのですが、そもそも予約段階で決める席の種別には软卧,硬卧,硬座,そして无座の4種類が。実はこれらの電車は何日もかけて中国内を移動するのでベッドがある号車もあるようです。「卧」とは寝台の意味。日本ではもうほぼ見ませんけど、寝台列車なんですね。

 软卧は個室と聞いたような気もしますが、一等車です。硬卧は、3段ベッドとかの一つが割り当てられるようです。他の乗客との相部屋的な感じ。そして硬座は普通の椅子。対面シートで3+3とか2+2とかです。大きい荷物を持っていると狭い…短距離だと普通の電車と同じで「普通の席」ですが、長時間とかそこで夜眠るとか言うと結構キツいかもしれません。で、无座とは「席なし」。これは、硬座の席が空いていれば座れますが、もともとその席に座る人(硬座の券を持った人)が来たら譲らないといけません。普通の旅行者は无座はやめたほうがBetterな気がします。

 簡単に言うとこんな感じ。世界中どこでもそうかもしれませんが、高い席の方が落ち着いて乗れるはずです。ただ海外だとあまりに安い席は治安などの問題がある場合もあるので注意が必要です(中国だとそんなに問題ない気がしますが)。

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 今回の移動は2時間少し。まあそんなに混んでないだろうと思って乗ったところ、、中国をナメていたかもしれません。人はかなり多いです。席はほぼ埋まっている感じ。

 まず乗車すると横には喫煙ブースが。とは言え仕切りはないので普通に煙たい…ゴミ箱あるけどゴミ一杯だし、この時点で高鉄とは違うなと感じました。さらに今回もう一つの問題は、荷物が多いこと。スーツケースにリュックと、明らかに邪魔になるスタイルでの移動です。

 なんとか自分の席までたどり着きました。とここでも問題。硬座の席は対面なのでスーツケースが向かいの人の邪魔になるし狭い…「網棚に載せたら?」と言われるも「いやこれ重いし…(しかも中国の電車でそんなことしたら落ちてきて死にそう)」とか返して、申し訳ないながらも足元に置かせてもらいました。ちなみに向かいに座っていた年配のご夫婦、かなりいい人でした。荷物のこと気にかけてくれたり色々話しかけてくれたり、そして何より窮屈を強いたのに文句も言わず。ありがとうございました。

 移動中の雑談とか人の温かさに触れるというのは、ローカルな電車というか大衆席というか、安い鉄道旅の醍醐味なのかもしれません。もちろん逆に嫌な思いをする人もいるのかもしれないですが。というのも、車内はお世辞にも綺麗とは言えず、、とりあえずゴミをその場に捨てるのは日本だとまずこんなことない、という感じです。悪いとは思いませんがもうちょっと改善方法がある気も…

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僕が乗った時には机もこんな感じで、これじゃ机の上でPCを広げるとか読書とか、トランプもできません(笑)でも不思議なのは駅とか空港とかではこんな光景は見ないんです。地下鉄はもちろん、高鉄でも見なかった。長距離の普通列車はこうやって乗ってもいいもの、という認識があるのでしょうか…単純に個々人のモラルな気もしますが。

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途中で車内販売も来ました。果物とか弁当とか色々です(この果物が机上のゴミの元凶…)。あと面白かったのは、食べ物以外に化粧品とか便利な(?)商品とかの広告、販売にも来ました。例えば壁にくっつくフックとかの実演販売をやっていました、胡散臭いですね(笑)

 

上海南には定刻より10分ほど早く着きました。途中駅は定刻通りに発車していたし送れないのはいいことです。

 

以上が鉄道を利用してみた雑記です。また乗ることがあれば発見があるかもしれませんが、結論としては

高铁や动车(今回は乗っていない)は新幹線、

それ以外は中国感溢れるディープな列車。寝台もあり。

 

ってな感じです。どの席、列車を選ぶかは状況次第、その人次第。

中国の鉄道移動大全1〜買い方&乗り方編〜

まずは結論から。

中国の高速鉄道に乗る際は時間に余裕を!!

これに尽きます。

 

 今回、杭州に滞在している間に鉄道で移動する機会がありました。合計で3回乗車したのですが、2回は高铁で杭州と绍兴(紹興)の往復を、そしてもう一回は杭州から上海南まで快速電車で移動しました。鉄道移動は中国を旅行する外国人にとってなかなかハードルが高い気もしますが、実際に日本との違いも結構ありました。少なくとも外国人観光客にとっては、日本ほど気軽に乗れる交通手段ではない気がします。

 

 まずはチケットの購入から。地下鉄とかなら駅で普通に切符を買って来た電車に乗れば良いのですが、高鉄などの鉄道は指定席が基本なのであらかじめ乗る電車を決めておく必要があります。ただ、ここからが少し面倒で、、、

 

① 当日駅で買う

時間帯によってはすごい行列となるし、乗りたい時間に席があるかわからない。だから先に券を買っておいたほうが便利だと思います(特にメジャーな路線を利用する場合)。

② C-tripからネット予約

日本で買うならばC-tripとかのサイトで予約できると思います。ただこの方法、どうやら手数料が必要らしい(5元とかなので大した話ではないが)。手順としてはこれで予約して、駅に行ってチケットに引き換えをするんだと思います。中国のホテルに配送、ということもできるそうですがお金もかかるし自分で駅で換券した方が良い気がする。

③ 铁路12306

中国の友人に聞いた時のオススメは、12306というアプリ。変な名前ですがかなり有名らしくみんな持っていました。ただここで大きな問題が。外国人の登録ができない、、、パスポートで身分照明はできるけれど「中国の電話番号」が必要なんですね。僕も色々試してみたけれど結局ダメでした(1人1アカウントらしく、友人の番号も使えなかった)。ということで、今回は友人に彼のアカウントで僕名義の席を予約してもらい、それを僕が駅で換券するという方法を取りました。面倒ですが、トータルでは一番楽な方法です。

 

 ちなみに中国で不便を感じたのが、こういう「外国人は使えない」便利なシステムが多いこと。一番のネックになるのが電話番号で、これがないと銀行口座も作れない、アプリに登録できない、両替もさせてもらえない(ことがある!)。せっかく便利ならばもっと口を広げてくれれば良いのになぁと切に思います。まあこういう情報技術はサイバーセキュリティと背中合わせなので、オープンにしすぎると管理が難しいのかもしれませんが。

 

 さて、杭州で鉄道に乗る際に主に利用するのが杭州東駅。行ってみて驚いたのがその大きさ。空港と言っても遜色ない(笑)

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正面から。全景を撮るのは無理でした、、 

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この構造物感には心惹かれるものがあります。

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なんとこのおじさん、筆と水で通路に文字を書いています!読めないけどすごく上手。パフォーマーなのか日課なのかは不明(笑)

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 音楽が聞こえていたので行ってみると、踊っている人たちが!なんとも楽しそう。朝なので、日本で言うとラジオ体操的な?

 

 このような面白い光景を見ながら自分の切符をもらいに行きます。外国人は自動券売機を使えない(中国人専用の身分証明書が必要)ので、人がいる窓口に行く必要があります。その窓口は東口一ヶ所にしかない…でもってバス停が西口なので横断する必要があります。ただこの杭州東駅、中もとても広い。一回地下に降りてからひたすら通路を進むのですが、歩いて10分強かかります、、

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 写真の右側に見えるのが切符を買おうと並ぶ人(中国人専用列)!!この列に並ぶと何時間かかるのでしょう…この日は休日の朝9時ごろで、開いている窓口の数も限られていました。

 

 で、外国人用の窓口に並ぶのですが、時間帯によっては結構並びます。時には時間ギリギリの人が譲ってくれないかと交渉に来ることも、、まあ緊急そうだしいいかと思ってその時はOKしました。窓口のお姉さんも「並んでるそこの人に許可とったんか?」て聞いてるし、逆に言えば緊急の場合以外はご法度というのは日本と同じなのでしょう。譲るかどうかはその人次第ですが、自分の後ろに並んでる人から怒られることもあるので注意(笑)ただしどちらにせよ意思ははっきり伝えましょう、その点中国語はもともと語気が強いので嫌なら嫌と、多少荒っぽい口調でも大丈夫です(多分)。日本だとイラっとしても抑えることが普通ですが、海外、特に中国だと不満を口調に気にせず出せるのでストレスが溜まりません(笑)

 

 さて、とりあえず切符をもらったら次のステップは「入場」です。空港のような感じで、待合スペースに入るには安全検査があります。駅に入るときには切符と身分証(パスポート)を見せる必要もあり。だから中国では見送りの人たちは駅舎の外までしか来られないんですね。どうしても並ぶのに時間がかかるので早めに行かないといけません。私は一回荷物検査で止められたのですが、何て言っているかわからず数回聞き返したら「もういい」的な感じでOKされました…なんだったのでしょう。と言うかそれでいいのか。

 入場したらそこは大きな待合スペース。ベンチがたくさん、人もたくさん。レストランや売店もあって時間はつぶせます(ただし店のバリエーションはなく、食料品が主)。大きな電光掲示板には列車の運行状況と乗り場の番号が示されていました。遅延している電車はほとんどなく、運行に関しては全然日本と変わらない印象を受けました。ちなみに中国では、少なくとも大きな駅ではプラットホームに自由に降りられません。電車が来たタイミングで改札が開き、切符を改札に通してやっと通行可能、まさに空港のような感じです。

 

実際に乗車して感じたことや車内に関してはこちらで。

 

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まだ見ぬ土地へ__メルボルン空港から宿に

さて、色々あったフライトを経て着いたのはメルボルン

 気を取り直してホテルに向かいます。今回宿泊するのはDeco Family's Houseです。Booking.comでリーズナブルなところを探して、都心からは少々遠いですが、トラムや鉄道の駅から近いし、まあ条件も良かったので決めました。

 まずは空港から中心へ向かいます。メルボルン空港は電車が通っていない(!)ので、バスが主流です。渋滞とか考えると不便なのでは?と思いましたが、実際問題になっているはずです(復路は混んでました)、、

 バス乗り場へ。チケットを係員さんに見せて、乗合バスに乗車。ちなみに事前予約すると数ドル安いです。19ドル→17ドルだったはず、まあそれでも高い気がしますが(笑)。二階建てバスですが、キャリーケース置場は一階にあるのでまず荷物を置いて、一抹の不安を持ちながら二階に座りました。席間は結構狭いし、やはり少し使いづらいバスかなぁ(空港連絡バスとしては)。Wifiが使えると書いてあったものの繋がらないまま、、バスで大体30分。Southern Cross駅に到着。

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大きい駅です。↑

 ここから電車に乗るのでまずは改札へ。メルボルンでは MikiカードというICカードがあって、これで電車もトラムもバスも乗れます(逆にこれがないと乗れない)。券売機で購入してTop-up(チャージ)します。券を買うのにクレカが使えるのは本当に便利。日本でもぜひ導入を進めてほしいです。特に五輪や万博で海外利用者が増加するならば利便性の面ではカード決済は必須だと感じています。でも逆に、都市ごとに交通カードが違うのはオーストラリアの方が不便。

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 電車で30分ほど。駅間が近い(からスピードが遅い)ように感じました。Gardiner Stationに到着です。人はそんなにいないけど適度に綺麗で、郊外の駅!という風体でした。

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ここから宿までは歩いて5分ほど。下の写真は教会でしょうか。

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トラムはメルボルン名物のようで。

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マップを頼りに探すも、目立たないので非常に探しにくかった。実際、普通の家にしか見えないし看板もありませんでした。

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 横の入り口から入る。鍵の番号は事前にメールで届くので、錠のダイアルを合わせると鍵が開きます(僕はこの時Wifiがなくメールを開けなかったので急遽近くにあった電話ボックスで有料のWifiを1h分(5ドル)買うことに、、、)。

 中に入ると靴を脱ぐのですが、普通の家のような感じ。キッチンや洗面台、シャワーやトイレは共同で、あとは部屋がいくつかある。部屋の鍵はすごくレトロ(初めて使いました)。

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ただ一つ気になったのは、管理人の姿を一度も見なかったこと。まああとは普通の部屋でした。ホテルほどしっかりした感じではないけれど、値段の割には十分快適でした。

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さて、メルボルンでの一人旅では何が待っているのでしょうか…!

 

シドニーのグルメ 番外編 〜シドニーの日本料理店〜

シドニーのレストランについてはこちらに書いています(日本料理以外)

primaspa.hatenablog.com

 

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今回私は中国の学生と行動をともにしていたので、シドニーにある日本食レストランにもいくつか行きました。(クオリティと値段を考えると)短期滞在中に自分一人なら行かないだろうと考えていたので、今回行けたのは日本との比較という意味でも文化交流という意味でもいい経験でした。結構みんな和食に興味があったようで、回転寿司を見て興奮したり、丼や弁当について色々質問してくれたりして、僕も勉強になりました。

 

というわけでいくつか紹介です。(いわゆる高級店には行っていませんので以下、リーズナブルなお店)

 

1. Sushi Wow (@ Newtown)

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回転寿司屋。一皿4ドルとかで、高いのであまり食べられませんでしたが友人たちには好評。生魚を食べられない人もいたので日本の寿司屋より良いのかも。握り、軍艦、ロール系など種類は結構ありましたが、一番美味しかったのは写真のやつ(サーモン、アボカド、上にはチーズ)。

ちなみにシドニーはもともと海にも近く海鮮が美味しいので、寿司も「ある程度」のレベルは担保されてます、、ここの店にハマった友人がいてまた行こうとすごく誘われました(笑)

 

2. 新町(@Newtown)

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和食の店。店員さんは日本人でした。ラーメン(種類は多い)10ドル程度、その他アラカルトも色々あり、店はすごく繁盛してました。

スープの種類とか調味料の話("わさび"って何?"からし"は?)とかで盛り上がった記憶。

 

3. カツ丼(@Manly Beach付近)

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店の名前は失念。でも結構日本に近い味(店員さんは日本人)。寿司(回転)とか重箱に入った弁当もあって友人たちの興味を引いていた。どんぶり系はどれも10〜15ドルくらい。観光地にしては安い。

親子丼って何??という説明が大変だった、、(結局美味しかったそうです)

 

4. 誠(@ Newtown)

回転寿司の店。結構都心にあって、ここが寿司としては一番美味しかった。寿司は一皿3〜5ドルとか。握りも新鮮だったように感じたし、アレンジ寿司(鰻と卵のロールとか)も◎。

アラカルトも充実していて、友人は鍋焼きうどん(10.8ドル)を頼んでたけど普通に美味しそうだった。

一人東京に留学していた友人がいて、留学中に味噌汁にハマったとのことで、彼はここで味噌汁を注文。「懐かしい、この味〜!!」って言ってて最高に面白かった。

かなり綺麗な感じの店。

 

5. Oiden(@ Town Hall)

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 丼物屋。シドニーだと結構珍しい。5ドル(500円弱)で牛丼が食べられるなら長期滞在の日本人も嬉しいですね。街の中心部ということもあり、お客さんは多かった。

僕は今回カレーを(温玉込みで6ドル弱)。この時、日本の味が懐かしいっていう思いが心の底にはあったのかもしれません(笑)ちなみに右上は小鉢のめかぶです。

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とりあえず私が訪れた日本料理店はこんな感じです。シドニーは本当に中国人が多くて、日本人とすれ違うことは滅多になかった(少なくとも僕の滞在中は)のですが、その割に日本料理店は多かったということは、現地でもそこそこ流行っているんでしょう。上で挙げたようなリーズナブルな店から、いかにも高級そうな店まで色々見ることができました。

他にも例えば、ショッピングモールのフードコートには寿司屋が必ずと言っていいほどあったり、赤提灯を下げてる居酒屋があったり。もちろん日本のとは違えど日本食が結構浸透しているという風景を自分の目で見られたのは結構面白かったです。「食」という文化を入り口にして日本に関心を持ってくれる人、そして来てくれる人が増えたらいいな、と思います。

異国情緒は最高のスパイス 〜シドニーのグルメ②〜

シドニーで食べたものシリーズ、第二編です。ちなみに時系列はバラバラです(笑)

日本と比べると割高感はありますが、どこも美味しかった。

 

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他の店についてはこちら↑。

 

6. タイ風焼きそば(@中華街入口付近のタイ料理店

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シドニータイ料理店もかなり多いです。そこそこ安くて(10ドル程度)コスパは良い。肉は牛、豚、鳥、豆腐(!)から選べます。味は、日本の焼きそばより甘みがあるけどそれがタイ風なんでしょう。

友人たちはタイ料理初体験だったようですが独特の甘さが口に合わなかったようで、完食は僕だけ。

 

7. コスパの良いお洒落なイタリアン(@Vapiano)

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ここ、Town Hall駅近くのイタリアンで、カウンターで自分で注文してその場で作ってもらうスタイル。トッピングなどのカスタマイズもできて、パスタにピザにラザニア…と種類もたくさん。人気店のようです!

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(メニューの一部。種類が多い!)

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(↑ピザのカウンター)

量も結構あってコスパもGood!味もかなり美味しい。ほうれん草と鶏肉のクリーム系パスタ、野菜とチーズのピザ(名前はもっとお洒落でした…)で合わせて40ドル。3人でシェアしましたが、ちょうど良い量でした。

 

8. 炒めワンタン?(@中華料理店、Broadway)

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Broadway近くの中華料理屋。学校から歩いて行けたので滞在中に二回行きました(1回目は红烧牛肉面を食べた)。名前は西安飯店だったか。サービスで冷麺が出てきたのが嬉しかったです。どれも10ドル前後。

 

9. ランチボウル(@シドニー大学の食堂)

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明らかに写真が悪いですが、、

米(炒飯)または麺を選び、その上に好きなおかずを二品のせてくれる。10ドルくらい。この食堂、1Fはこういう感じのランチボックス(中華のブースと野菜のブース)、2Fはハンバーガーやフィッシュ&チップスなど、ファストフード店のような感じ。3Fは夜になるとバーが営業されているらしい。

かなりの頻度で利用しましたが、特に野菜のランチボックスは珍しいサラダ(豆とか米とか入ったもの)とかあってヘルシーで、気に入りました。

 

10. サーモンステーキ(@シドニー大学の食堂)

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先ほどの食堂とは違い、レストランのような感じです。これは僕らのFarewell Lunchだったので、豪華なランチコースをご馳走になりました!すごく美味しかった。

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別の日に食べたハンバーガー。日本だと"ナイフとフォークでハンバーガー"はあんまりないけど、オーストラリアだと結構こういう感じの店がある。イギリスの影響でしょうかね。コスパが良く感じられないので自分だとあんまり行かないのですが、、、

ちなみに大学内には他にもカフェとかフードスタンドみたいなのもありました。でもいわゆる「食堂!」っていう感じの学食は見当たらなかった気がします。

 

<結論>

・オーストラリア料理は結局あまり食べていない。

・日本より割高には見えるが、普通に美味しくて安い店も多い。

・学食は、見た目にこだわらないくらいが良い。