渡航記2 上海乗り継ぎ観光 初の現地銀行体験

 初上海はわずか7時間の滞在。しかも手続き時間とか除くと実質活動時間は5時間くらいしかない。最初は地下鉄で安く行こうと思っていたけど時間をお金で買ってリニアを使うことに。とは言え往復+地下鉄乗り放題で85元(1500円程度)ならまあ悪くないですね。なんなら成田往復より全然安い。今回のプランは以下のような感じ。

 

予定;両替したい&呷哺呷哺で昼を食べたい&天山茶城に行きたい

 

浦東から比較的距離がある延安西路あたりのエリアに行くので、とりあえず定刻について欲しい!と祈っていたのですが結局20分くらい到着が遅れて全体的にバタバタしました、、

 日本を出る前に『地球の歩き方』とか色々見ながら計画を立ててたのですが、これがなかなか難しい。というのも正しい情報がわからなかったんです。例えばgoogle mapと百度地图で店の場所が違ったり、HPによく書いてなかったり。ということで、2018年1月21日現在の状況をお伝えします!

 まず空港に着いて荷物を受け取り、リニア(磁浮)乗り場へ。ちなみに上海リニアは英語だとMaglevです。乗り場は看板もあり非常にわかりやすいです。窓口で往復+地下鉄1日乗り放題券(85元)を購入。この辺は検索すると値段とか出てくるので事前に調べておくことをおすすめします。リニアは最高430km/hという話でしたが時間帯によっては300キロ上限だそうで、今回乗った時はどっちも300キロでした。それでも新幹線と同じですから十分速い、8分程度で到着です。

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 龙阳路(龍陽路)で2号線に乗り換えてまずは中山公園駅へ。ここには龙之梦(龍の夢)という大きな商業施設が入っているそうで、ここで両替ができる!とHPに書いてあったので向かうことに。地下鉄内はそこそこ混雑していて(座れない程度)、これは海外あるあるだと思うのですが車内が賑やか。電話する人、ゲームを(音出して)する人、、要するに日本とは「習慣が違う」ということです。これは自分に合うか合わないか、または慣れの問題で、善し悪しではないと思います(疲れてたらまた感じ方が違うのかもしれませんが)。小さい子とお爺ちゃんがじゃんけんしている様子とか、なんかほのぼのしてしまいました。

 そうこうしているうちに30分弱で到着。中山公園駅と龙之梦は通路で繋がっていました。龙之梦自体はショッピングモールで、ホテルなども併設されているようです。地下は各種グルメを扱う店やスーパーマーケットで、デパートのような感じ。

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 (久留米、をグルメと訳すのはセンスがあるなあ笑)

 あまり時間もないので店を見るのはほどほどにして目的の銀行を探すも、見当たらない…そこでインフォメーションセンターの方に聞いてみる。すると、「ありません」

!?

HPとかには両替できる場所があるって書いてあるけど?と言っても仕方がないのでもう一度フロアを一周してから移動することに。手持ちの人民元もまだあるので先に昼食をと思い、地下鉄4号線で虹橋路駅へ。地下鉄とはいえ中山公園から虹橋路は高架上を走っており、駅も地上にあります。また、この区間は4号線と3号線が並走しているのでどちらに乗っても着きます。

 目的地は「呷哺呷哺」。一人でも手軽に火鍋が食べられるチェーン店です。ただ、これも半分賭けで、Google mapでは店が延安西路駅にあることになっているのに百度地図では虹橋路駅と表示されている。公式HPにも虹橋路と出ていたのでそちらを信用した結果、ありました…!こういう情報の不一致は観光客からすると困りますね、、

 さて、店に入るとカウンターにはIHコンロ的なものが。メニュー表が置いてあるのでそこに記入して注文するスタイルです。

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(メニューに数量を記入して渡す)

とりあえず锅底(スープ)を浓郁麻辣(濃厚で辛い、の意味)にして、野菜セット(五色蔬菜拼盘)と羊肉を注文。注文と同時に支払いなんですね。カードは不可。まず野菜セットが届いてその大きさにびっくり。なぜこれが18元で、野菜単品が10元もするのか、、、コスパの良さに驚きながら、とりあえず鍋で煮て食べる。

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…辛い!!

米も何も頼んでないので山椒と唐辛子のダブルパンチが直にくる、、とりあえずは飲み物が欲しいということでビールを頼みました。注文するごとに現金で払いましたが、こういう時はWechat Payとかを持ってると便利だろうなと思います。

 かなり満腹。美味しかった!で、食べ終わったのが14時半、16時には空港に向かい始めたいのであと1.5時間ほど。天山茶城に行くべくまずは一駅戻って延安西路駅。ここから歩きます。両替を先に済ませたいけれど銀行が果たしてあるのか、と不安に思っていると、さすがは銀行大国(?)の中国、歩いていれば銀行が見つかりました。しかも日曜にも空いている。上海銀行と書かれたその銀行に入り、両替できるか聞いてみるとパスポートがあれば大丈夫とのことで、整理券をもらって座る。そこで焦るのが、待合人数が前に8人、空いている窓口は3つ…しかも行員の手際の問題なのか、一人捌けるのに結構時間がかかる。待ち時間が30分を超え、天山茶城に行けるか微妙な時間。

 ようやく自分の番。パスポートとお金を渡すと詳細を用紙に記入するように言われました。待ち時間に渡してくれれば記入したのに…と思いながら記入して渡すと、ここからが長かった…パスポートや書類のコピーをとった後で、レートを確認しているのかコンピュータで何やら作業。その後、別の行員を呼んで何か話している。なぜたまに笑ってるのだろう、まさか雑談じゃないよね、、とか思っていると再びコンピュータ作業。ようやく現金を出してきたと思ったら枚数確認(機械に通す)を3回!たった5枚なのに、、そんなこんなで結局窓口で10分は待ったものの、とりあえず良いレートで、しかも分(硬貨)単位で両替してもらえたので満足!

 しかし時間がなくなってきたので急ぎ足で天山茶城へ。雨まで降ってきました。歩くこと10分弱、ようやく到着。意外と入口が分かりにくかったです(複数あるのでどこからでも入れる)。

 さて、天山茶城とは上海で一番大きい茶市場のようなところで、多くの茶葉屋さんが密集しています。今回は時間がなくて1階の一部しか見られなかったけれど、2階では茶器も扱っているようで、とにかく店も多いです。

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龍井茶推しの店が多かった)

 興味があったのが「白牡丹」というお茶だったので、いくつか店を回って良さげな雰囲気の店で購入しました。試飲もさせてくれるので色々試しながら気に入ったものを買えます。今回は白牡丹の試飲はせず鉄観音を飲ませてもらいました。ただ店員さんは中国語で話すので、よく聞き取るのは難しかったです(日本語を話す店もあるそう)。50g30元は日本で買うよりは安いはずと思い(店員さん曰く、40元のものを詰めてくれたそうで)、特に値切ることはせず。もう少しゆっくりしたかったけれど空港に行くことが最優先なので。。

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(お茶の淹れ方も独特で、見ていて面白い。)

 その後地下鉄の駅まで歩き、そこから龍陽路経由で浦東空港へ戻ります。驚いたのがリニアの時間の正確さで、5時発のリニアに乗ろうと4時59分40秒くらいにプラットホームに着いたところ、もうドアが閉まっていました、、発車時刻00秒でピッタリ発車するというのはすごい。15分間隔なので余裕を持って駅に着いた方がいいです(笑)。

長くなったので、浦東到着からメルボルンまでは次回に。

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