そぞろ歩きで怪しい空気〜北京乗り継ぎ観光その2
前回の続きです。オーストラリアから日本に戻る途中、北京で12時間のトランジットがあったので観光をすることに。午前中はこちらに書いています。
王府井と美術館をぐるっと見てまわった後でどこに行くかという話ですが、頤和園を見る時間はないし、故宮は前行ったし。ということで朝陽区に行ってみることにしました。大した理由があったわけではないのですが、SOHOとかが揃うモール街だということと、あとは大使館とかも多い地域なので散策してみようかと思っていました。
東大橋(东大桥)駅へ。
広い通りを渡って、あてもなく歩きます。さすが中国、スケールがデカい(片道5車線)。春節前だからか、人通りが少ないです。普段はもっと賑わっているんでしょうか…
ショッピングモールを発見。ここ、ガラス張りだし建物の周りにも像とか色々展示してあっておしゃれなイメージなんでしょうけど、そのアートの趣向が個人的にはあまり好きではないかな。妙にリアルな動物系が周りを取り囲んでいて、、屋内の機械仕掛けの展示は気に入りましたが。
しかも時期的に人が少ないから、なんかゴーストタウン感がしてちょっと奇妙な感じでした(でも地下のフードコートは結構賑わっていました) 。
Parkview Green、オフィスとかも入っているようです。中国っぽくない感じだったので気になる人は行ってみてはどうでしょうか。後でわかったことですが、地球の歩き方にも載っていました。
その後僕は日壇北路へ。あまり人はいませんが、とりあえず行ける限り進んでいきます。
インターナショナルスクールがありました。大使館などがあって外国の人も多いんでしょう。なぜかカラフル。
新疆料理屋があったので入ってみると、おしゃれな店でしたがほとんど人がいない、、時期的な問題でしょう。
料理は美味しかったです。羊肉串と酸っぱい麺をオーダー。新疆にもいつか行って見たいものです、やはり北京や上海と雰囲気は大きく違うのでしょうか。
さて、そこから少し戻る途中で見つけたのは某国の大使館。国交がない日本では見ることができません(実は見てみたかった)。写真を撮っていいものか迷う、というのも正面には銃持った警備員がいるし、あんまり怪しい動きを見せるのはなんとなく怖い。咎められた時に自分は圧倒的に不利だし、(可能性的には)何をされるかわからない。人気もない通りだし、君子危うきに近寄らず、ということで引き返しました。ここは日本じゃないということをあらためて意識して背筋が空寒いような気分が。
気を取り直して、Cocoでタピオカを飲んで、そろそろいい時間になってきたので空港へ向かいます。北京で乗り継ぎ半日観光、朝から回ったおかげか結構いろんなところに行けました。次回はいつ来るんだろう。